いつもロッテオンラインショップ「私と珈琲」メルマガをご愛読頂きありがとうございます。今回で19回目です。
先日MURRMAの下司さんと精製について話をしていたら、「面白い方法が最近出てきましたよ」と興味深い情報を入手しました!
メジャーな精製については第3回で特集していますので、今回はウォシュッドとナチュラル以外の精製についてお伝えします。
それでは奥深い世界をお楽しみください。
MURRMA COFFEE STOP
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東京都渋谷区本町2-6-1
Business Hours
火曜日〜金曜日 8:00 - 18:00
土曜日/日曜日/祝日 9:00 - 18:00
定休日: 月曜日(祝日の場合翌日火曜日)自家焙煎で常時5種類以上の珍しい産地の浅煎り豆を取り揃え、珈琲の奥深さを感じさせてくれるお店です。
気軽に話しかけやすい店主なので、豆のことや淹れ方など困ったことがあれば何でも親身に教えてくれます。
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第3回ではナチュラル、ウォシュッド、パルプドナチュラルというメジャーな精製についてお伝えしました。この精製方法によってかなり風味が変わってきますよね、最近世間で注目されている精製はありますか?
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アナエロビコは知っていますか?
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初めて聞きました!噛みそうな言葉ですね。(笑)
どのような精製なんですか?
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コーヒーチェリーはおおまかに果実とミューシレージというねばねばしたものと豆で構成されているのは知っていますよね?
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はい!ミューシレージは果実と豆の間にあるもので、それをどのくらい洗い流してから乾燥させるかで、イエローハニーとかレッドハニーと呼ぶ精製もありましたよね?
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そうですね。アナエロビコというのは、除去されたミューシレージを他のまだミューシレージが付いた豆とを1つのタンクに入れ密閉し、ミューシレージの酵素反応によって発生する炭酸ガスの圧力によって豆の中に通常以上のミューシレージの成分を浸透させる方法です。
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科学の実験のようですね。
浸透させる時間やどのようなミューシレージを掛け合わせるかによって風味は変わりますよね?
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変わると思いますよ。タンクを密閉せずにする方法もあったりと、日々探求され独自性が追及されています。
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それぞれの農園や農協などの腕の見せ所ですね!
アナエロビコはどのような風味なのでしょうか?
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一言で言うと力強さがあります。ナチュラルよりも複雑な感じがしますよ。MURRMAでは扱いはありませんが、見かけたら飲んでみてください!
- 今回のメルマガはいかがでしたでしょうか?
先日、とあるコーヒースタンドでルワンダのアナエロビコを飲むことができました!
下司さんの仰る通り、果実感がまず始めにがつっときて、ナチュラルよりも力強さを感じました。
皆さんも試しに飲んでみてくださいね。