いつもロッテオンラインショップ「私と珈琲」メルマガをご愛読頂きありがとうございます。今回で22回目です。
最近、自分で淹れた珈琲の味にばらつきがあり、美味しくない時もあります。
そのような時はこんな日もあるかと思い、気にしないでいたのですが、お友達に振る舞う時にこれではお出しできないですよね。
今一度、原点に戻り、見直すべきポイントについて珈琲焙煎士の下司さんに伺いたいと思います。
MURRMA COFFEE STOP
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東京都渋谷区本町2-6-1
Business Hours
火曜日〜金曜日 8:00 - 18:00
土曜日/日曜日/祝日 9:00 - 18:00
定休日: 月曜日(祝日の場合翌日火曜日)自家焙煎で常時5種類以上の珍しい産地の浅煎り豆を取り揃え、珈琲の奥深さを感じさせてくれるお店です。
気軽に話しかけやすい店主なので、豆のことや淹れ方など困ったことがあれば何でも親身に教えてくれます。
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温かい珈琲が美味しい季節ですね。最近、来客もあり淹れる頻度が多くなったのですが、味にばらつきがあります。以前教えて頂いた3つの測るは実践しています。
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測ることは面倒かと思いますが、これだけで風味がぐっと良くなります。
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1つ目の測るは湯温ですよね?
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そうです。うちでは92℃にしています。
2つ目は何でしたか?
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抽出時間です!
淹れ終わりが2分30秒ですよね。
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正解です。レシピによっても異なりますが、2分30秒から3分が一般的かと思います。
3つ目は覚えていますか?
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豆に対し15倍の湯量です。
例えば15gの豆の場合、225ml注ぐのですよね?
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はい!そうですね。これは浅煎りの場合で深煎りはお湯の量を少なくしたり豆の量を多くしたりして、濃く抽出するようにすると上手くいきますよ。ご家庭で簡単に楽しめるドリップバッグが薄いと感じられる方はよく裏面を確認されると良いです。意外と少ないお湯の量で淹れることになっています。
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3つのポイントは全て抑えているのになぜ安定しないのでしょうか...?
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酸味や甘さが苦味に負けていることはありませんか?この場合は豆の挽き目が少し細かいのだと思います。一段階、粗くする微調整をしてみてはいかがでしょうか?
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そこを調整したことはなかったです!
いつも固定していました。
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ぜひ試してください。それとこれからの季節、注意して頂きたいのが室温と湿度です。珈琲豆を保管する際は2週間以内に飲むのでしたら常温で良いのですが、オーブンや炊飯器など高温になるもののそばには置かないでくださいね。それと、冬は湿度が低くて大丈夫なのですが、夏は多湿の為、酸化が早まります。密閉できる容器に入れることをおすすめします。
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たしかに夏のほうが、美味しくなくなるのが早い気がします。炊飯器のそばも要注意ですね!うちは...炊飯器の隣に置いています...(笑) 早速置き場を変えます!
- 今回のメルマガはいかがでしたでしょうか?
美味しくないと思ったら、原点に戻ることは大切ですね。
これからも私と珈琲メルマガをよろしくお願いします。