いつもロッテオンラインショップをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
2019年5月9日(木)に配信致しました「私と珈琲」メルマガですがいかがでしたでしょうか?
同時にお願い致しましたアンケートでは、継続して読みたい!
というお声をたくさん頂戴し、今後も連載させて頂くことになりました。
非常に嬉しく思います、心から御礼申し上げます。
引き続き、皆様にご満足頂ける内容にして参りますので、今後も私ライターKと「MURRMA COFFEE STOP」共々何卒、宜しくお願い致します。
前回もお伝えしておりますが、、、
こちらのメルマガは、珈琲焙煎士であり「MURRMA COFFEE STOP(ムルマコーヒーストップ)の店主・下司(しもつかさ)氏監修の下、コーヒーの奥深さを一人でも多くの方にお届けしたいという想いから始めております。
さてその想いを皆様にお届けしたく、第2回目のテーマは・・・
「サードウェーブとスペシャルティコーヒー」についてです。
お時間がございます時にお読みください。
MURRMA COFFEE STOP
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東京都渋谷区本町2-6-1
Business Hours
火曜日〜金曜日 8:00 - 18:00
土曜日/日曜日/祝日 9:00 - 18:00
定休日: 月曜日(祝日の場合翌日火曜日)自家焙煎で常時5種類以上の珍しい産地の浅煎り豆を取り揃え、珈琲の奥深さを感じさせてくれるお店です。
気軽に話しかけやすい店主なので、豆のことや淹れ方など困ったことがあれば何でも親身に教えてくれます。
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最近よく「サードウェーブやスペシャルティコーヒー」について耳にするのですが、私も恥ずかしながら詳しく知らないままこの言葉を使っていました。
まずはサードウェーブについて伺いたいと思います。
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サードウェーブをそのまま直訳すると第3の波になりますよね?
そうすると第1と第2も気になりませんか?
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たしかにそうですね。どうやって世界にコーヒー文化が広まっていったのか気になります!
早速ですが、ファーストウェーブを教えてください。
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ファーストウェーブは第二次世界大戦後から1970年代頃までの大量生産・大量消費時代のことです。
ここでいわゆるアメリカンコーヒーが流行りましたが、あまり品質は重要視されていませんでした。
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品質よりも量の時代だったんですね。
今とは全然違いますね。
セカンドウェーブも気になってきました!
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セカンドウェーブはファーストの反動で量ではなく、より高品質なコーヒーが広がっていきました。
この時代に代表されるのが、スターバックスコーヒーで
アメリカシアトル流な深煎りのコーヒー文化が親しまれていたんです。
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セカンドは現在も引き続き親しまれている文化ですね。
徐々にコーヒーの価値が高くなり、楽しみ方も見直されてきてコーヒー好きとしては嬉しくなります。
最後になりますが、サードウェーブについて伺いたいです!
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サードウェーブはうちのコーヒースタンドのようなお店ですよ。
特徴が2つあって、1つは「ハンドドリップ」で一杯一杯丁寧に抽出していることです。
丁寧に淹れるというと、日本の喫茶店も同じで、実は新潮流と言いながら、古くからある喫茶店の影響を強く受けています。
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まさか日本のコーヒー文化が世界をリードしていたんですね!
もう1つの特徴は何ですか?
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もう1つの特徴は、豆の生産地により踏み込んだ調達です。具体的には、国や地域に留まらず、農園ごとの違いを感じて頂けるように生産地を管理しています。
その為、各農園の豆本来の味を最大限引き出せるように浅煎りで提供しているお店が多いですね。
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浅煎りは豆の質に非常に左右されるということで、これはスペシャルティコーヒーの話にも繋がっていきそうですね。
こちらも詳しく教えてください。
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実はスペシャルティコーヒーとは何かという世界共通のものはありません。
もちろん大前提として、品質管理が徹底されていたり、どこの農園でどのような精製方法がされていたりするのかしっかりと追跡できるということは重要です。
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そこまで詳しく管理されているのですね。
ではその前提があり、最終的に何をもってスペシャルティコーヒーだと判断しているのですか?
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一言で言うと、消費者が美味しいと感じるかです。
ですが、一般の方の感じ方は様々なので、プロのカッピング(試飲)によって評価をしています。
そのカッピングによって、スペシャルティコーヒーだと認められるのは全体の5%以下しかないんですよ。
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え、5%しかないんですか!?
そんな少ないとは、、。
いつもぐびぐびと飲んでいたので、申し訳なく感じます。。
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いえ、たくさん飲んでお店の売上に貢献してくれてありがとうございます。笑
- 今回も最後までお読みいただきありがとうございました♪
次回は下司さんによりマニアックなお話を伺おうと考えています。お楽しみに。